細野豪志の「ダイバーシティジャパン」

「国会の機能不全、放置できない」

細野豪志・元環境相
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細野豪志氏=太田康男撮影
細野豪志氏=太田康男撮影

希望の党の解党

 城山三郎氏の「無所属の時間で生きる」という名著がある。無所属になると新たに見えてくるものがあるものだ。

 国権の最高機関と憲法に位置づけられている国会は、今や言論の府として危機的状況にある。特に、森友、加計問題ばかりが注目された今国会は、私が経験してきた18回の通常国会の中でも最悪の部類に属する。森友、加計問題で不適切な対応を繰り返した政府の責任は極めて重い。一方で、国会の機能不全については、全ての議員が危機感を持つべきだと思う。

 残念ながら、希望の党の解党はその一因となってしまった。チャーターメンバーの一人として、1年に満たな…

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細野豪志

元環境相

1971年生まれ。2000年衆院初当選。首相補佐官、原発事故担当相、民主党幹事長などを歴任。衆院静岡5区、当選7回。民主党政権では原発事故対応に奔走した。00年に旧静岡7区で初当選した際は地縁がない、いわゆる落下傘候補だった。「パラシューター」という著書がある。