政と官

内閣人事局の権限削減を

片山虎之助・日本維新の会共同代表
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片山虎之助氏=須藤孝撮影
片山虎之助氏=須藤孝撮影

「決めすぎる政治」危険

 森友学園や加計学園をめぐる問題で「官僚の劣化」ということが言われている。その原因の一つにやはり内閣人事局のあり方がある。

 問題はどこにあるか。議院内閣制と大統領制はどこが違うか。大統領制は大統領に権限を集中させるのに対し、議院内閣制はより権力の分立に重点がある。

 民主党政権当時に「決められない政治」という言葉が流行したが、対極に「決めすぎる政治」というものもある。独裁に傾かない、多少は効率が悪くてもバランスを重視し、権力を分散させ、独裁政治や危険な政治に陥らないようにするのが議院内閣制の眼目だ。

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片山虎之助

日本維新の会共同代表

1935年生まれ。58年自治庁入庁。89年参院初当選。郵政相、自治相、総務相、自民党参院幹事長などを歴任。参院比例、当選5回。