「カメレオン官僚」と「蒸留水政治家」を憂う

亀井静香・元建設相
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亀井静香氏=宮本明登撮影
亀井静香氏=宮本明登撮影

志が引っ込み保護色に

 今は国会のなかを「虚」が歩いている。真実はどこにもない。

 優秀な人材が難関の試験を通って官僚になる。だから、国民のレベルから、極端に官僚のレベルが落ちるはずはない。

 ただし、官僚はカメレオンと同じだ。自分の志を生き生きと伸ばしていけない状況になると、保護色をとる。

 官僚が本当はもっているはずの志が色あせてしまう。能力がひっこんでしまう。

 もっと官僚が本来の仕事に専念できるよう、官僚の能力を生かし、自由に仕事をさせないといけない。危険な…

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亀井静香

元建設相

1936年生まれ。62年警察庁入庁。79年衆院初当選。13期。運輸相、建設相、自民党政調会長、金融担当相などを務めた。2017年衆院選に出馬せず引退した。