「沖縄の問題は日本全体の問題だ」

糸数慶子・参院議員
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糸数慶子氏=小川昌宏撮影
糸数慶子氏=小川昌宏撮影

本土復帰時の「希望」今も届かず

 沖縄が本土復帰を目指した時は、沖縄に米軍が駐留しているために県民の人権と尊厳がないがしろにされていて、復帰しなければ沖縄の人は人間として暮らしていけないという思いがあった。平和憲法のもとに復帰することが沖縄での人間としての尊厳を守ることになると思っていた。

 だから「核抜き、本土並み」。核兵器のない、そして米軍基地は本土並みだというスローガンで復帰を目指した。しかし、喜びはつかの間だった。

 5月15日の復帰46年にあわせた大会が5月14日に宜野湾市であった。その会場に立って怒りと涙がない…

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糸数慶子

参院議員

1947年生まれ。平和バスガイド、沖縄県議などを経て、2004年参院初当選。参院沖縄。当選3回。無所属。