「『2大野党』で政権交代目指せ」

小川淳也・元総務政務官
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小川淳也議員=長谷川直亮撮影
小川淳也議員=長谷川直亮撮影

 2017年秋の衆院選以降、野党が四分五裂してしまい、有権者の皆様に大変申し訳なく、この間の戸惑いと混乱を招いたことを深くおわび申し上げます。 なぜこのようなことになってしまったのか。歴史に照らして今回の事をどう受け止めるべきなのか。私自身深く自問自答しております。

 まず率直に申し上げて、野党が分裂したのは今回が決して初めてではない。そのことはよく押さえておきたいと思います。戦後、普通選挙が施行されて以降、初めて野党が大きく分かれたのは、社会党の左右分裂でした。さまざまな事情があったと思いますが、大まかに申し上げて、サンフランシスコ講和条約への賛否が分かれたことが原因だったと言われています。

 ロシアや中国を含めて国際社会と全面的に講和すべきであり、そのためには独立を急ぐ必要はないと主張した社会党の左派と、いわゆる西側諸国、アメリカやイギリスなど資本主義陣営との講和を前提に、独立回復を急ぐべきであると主張した社会党右派の対立が原因だったとされています。

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小川淳也

元総務政務官

1971年生まれ。94年自治省入省。2005年衆院初当選。民進党で役員室長などを務めた。立憲民主党幹事長特別補佐。衆院比例四国、当選5回。