石破さんの主張は貴重 まず賛否から始めよう

田原総一朗・ジャーナリスト
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 石破茂さんの寄稿は、地方創生や、ネットワーク型の安全保障を正面から取り上げた貴重な意見だと感じました。歴代首相もそうですが、現在の安倍晋三首相を含む自民党の有力政治家や新聞メディアも深入りしなかったテーマです。

 安全保障について、石破さんは「米国をハブとしてスポークが放射状に延びる同盟から、ネットワーク型の同盟を目指さなければなりません」と主張しました。これに対して、読者のNobuhito Moriさんが「中国とロシアを軍事的に封じ込めるために、衰えてきた米国に頼るだけではなく、力を合わせようということです。こうした軍事を基底においた発想は冷戦時代を一歩も出ていないと思います」と指摘…

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田原総一朗

ジャーナリスト

1934年生まれ。司会を務める「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)は放送32年目。近著に「平成の重大事件 日本はどこで失敗したのか」(猪瀬直樹氏と共著)。公式サイトhttp://www.taharasoichiro.com/、ツイッター @namatahara