隠蔽と捏造、なお進行形

辰巳孝太郎・参院議員
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辰巳孝太郎氏=須藤孝撮影
辰巳孝太郎氏=須藤孝撮影

国政調査権を蹂躙

 2018年5月から6月にかけて財務省は改ざん前の決裁文書、応接録など4000ページを超える資料と「改ざん等に関する調査報告書」を矢継ぎ早に公表しました。

 参議院事務局によれば、政府が「虚偽答弁」「公文書改ざん」「隠蔽(いんぺい)」を認めたのは、第1回国会(1947年)以降初めてのことであり、森友事件とは文字通り前代未聞の不祥事なのです。一連の改ざん、隠蔽、虚偽答弁は、立法府の憲法62条や国会法104条に基づく国政調査権が蹂躙(じゅうりん)されたことに他なりません。

 調査報告書で、財務省は一連の改ざんに至った原因を明らかにし反省し、心を入れ替えたのでしょうか。答え…

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辰巳孝太郎

参院議員

1976年生まれ。2013年参院初当選。共産党参院国対副委員長。参院大阪、当選1回。