核燃再処理を原子力政策の中心に

山本拓・自民党資源・エネルギー戦略調査会長
  • 文字
  • 印刷
山本拓氏=太田康男撮影
山本拓氏=太田康男撮影

主力電源は再生可能エネルギー

 原発の新増設は現実的には難しいので、再稼働できるものは原子力規制委員会の新しい安全基準に従ってしっかり動かしていくべきだ。

 そのうえで、電力を巡る状況はいま、大きく変わりつつある。決められた電気事業者からしか電力を買えなかった時代は、電力比率も国が指示を出してきた。しかし、電力が自由化され、そのことが徐々に定着しつつある。これは、電力比率を決める選択権が国民に移ったことを意味する。国民の選択で、事実上、国の電力比率が決まっていくことになる。

 もちろん、地球温暖化の問題があるので、火力だけは控えなければならない。その前提のうえで、火力を何に…

この記事は有料記事です。

残り2236文字(全文2523文字)

山本拓

自民党資源・エネルギー戦略調査会長

1952年生まれ。福井県議などを経て、90年衆院初当選。副農相、衆院拉致特別委員長などを務めた。衆院比例北陸信越。当選8回。自民党二階派。