「復興への取り組み、期限を切って目標を示す」

蒲島郁夫・熊本県知事
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蒲島郁夫氏=岡本同世撮影
蒲島郁夫氏=岡本同世撮影

「すまいの再建」を最優先に

 熊本地震から2年余、復旧・復興は、比較的にスムーズに進んでいる。しかし、もっとも大きな課題が「すまいの再建」だ。今も3万人を超す県民が仮設住宅等での生活を余儀なくされている。

 仮設住宅の供与期間は原則2年。しかし、「期限が来たから退去して」と簡単に言えるものではない。それぞれの事情に応じたすまいを確保することが一番大切なことであり、それが欠けていては本当の復興にはならない。

 すまいの再建は本当に難しい。3万人を超す県民の一人一人、それぞれの決断が必要だ。みんな一斉に同じ方…

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蒲島郁夫

熊本県知事

1947年生まれ。農協職員、筑波大社会工学系教授、東大法学部教授などを経て、2008年熊本県知事、現在3期目