逢坂誠二の「耕雲種月」

国会改革、丁寧な議論の保障を 民主主義は「納得感を高める」方策だ

逢坂誠二・衆院議員
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逢坂誠二氏=長谷川直亮撮影
逢坂誠二氏=長谷川直亮撮影

民主主義では過程が重要

 イラク戦争開始直前、2003年の冬、イラクから帰国直後の筑紫哲也さんと札幌のすし屋で酒を飲んだ。

 「フセインは、スラムに水道や下水を敷設し、衛生環境を守っている。他国のスラムじゃこんなことはあまりない。フセインも結構良いことをしている。でもその良いこともフセインが独断で決める。だからだめなんだよ」

 記憶が多少曖昧だが、狭い小上がりで、すしをつまみつつ、筑紫さんがこんな話をした。

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逢坂誠二

衆院議員

1959年生まれ。北海道ニセコ町長を経て、2005年衆院初当選。総務政務官、首相補佐官、立憲民主党政調会長などを歴任。衆院北海道8区、当選4回。立憲民主党。ニセコ町長時代に全国初の自治基本条例となった「ニセコ町まちづくり基本条例」を制定。地方自治のエキスパートとして知られる。