学校で「親になる教育」が必要だ

太田房江・参院議員
  • 文字
  • 印刷
太田房江氏=根岸基弘撮影
太田房江氏=根岸基弘撮影

 児童相談所の体制が不十分であることは認めなければならないが、児相の職員の方々は、皆一生懸命やっておられる。私が大阪府知事だった当時も、岸和田市で児童虐待事件が起こったが、担当の児童相談所長が「防ぐことができなかった」と、涙を流しておられたことをよく覚えている。

 よく指摘されることではあるが、日本は予算配分が高齢者施策に偏っており、家族政策、子ども政策への予算が少ない。

 厚生労働省が進めている、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を提供する「子育て世代包括支援センター」などを中心に、地域全体で子どもを守る体制を作っていく必要がある。

この記事は有料記事です。

残り1525文字(全文1798文字)

太田房江

参院議員

 1951年生まれ。75年通産省(現・経済産業省)入省。2000年大阪府知事。13年参院初当選。厚生労働政務官、自民党女性局長などを歴任した。参院大阪、当選2回。自民党細田派。