
閣僚の仕事に国会のご理解を
今年の通常国会ではかなり外交への配慮をいただいた。これまでになくいろいろなことをやれたと思っている。
ただ、国際化が進み、外相に限らずあらゆる閣僚が国際会議などに出席しなければならなくなっている。首相と外相だけの問題ではない。
国会での申し合わせでも、閣僚の国際会議出席に配慮するとしたものがある。今後、どうしていくかは国会でも議論していただきたい。
国会対応は副大臣で、という意見があるのはありがたいと思う。もっとも、必要があれば、国権の最高機関である国会に閣僚が出席して説明するということは当然のことだ。
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河野太郎
外相
1963年生まれ。96年衆院初当選。副法相、衆院外務委員長、国家公安委員長、党行政改革推進本部長などを歴任。衆院神奈川15区、当選8回。自民党麻生派。
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