「国会IT化」「参院6増分を女性に」読者提案に注目

西田亮介・東京工業大学准教授
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 柴山昌彦議員の記事、また筆者のコメント記事に対して、Yuki Toshiさんから国会の情報技術(IT)化の提案、Takashi Nakanishiさんから国会の通年化が国会議員の地域活動や地方遊説を阻害することに対する懸念、Tomy Yangさんから先の通常国会で成立した公職選挙法改正の参院比例代表の特定枠を女性候補に限定してはといった提案が寄せられた。

 なかでも、国会(議会)のIT化は、与野党の対立が生じにくい合理化の施策であり、取り組みやすいかもしれない。注目すべきは先行する地方議会の例だ。2010年ごろから少なくない地方議会で、優れた取り組みが観察されるようになってきた。タブレット端末を用いた資料のペーパーレス化や緊急時の連絡に際して、企業のようにグループウエアを活用することなどが試みられている。

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西田亮介

東京工業大学准教授

1983年生まれ。博士(政策・メディア)。専門は社会学、公共政策学。著書に『メディアと自民党』(角川新書)、『なぜ政治はわかりにくいのか:社会と民主主義をとらえなおす』(春秋社)、『情報武装する政治』(KADOKAWA)、『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)など多数。近著に「コロナ危機の社会学 感染したのはウイルスか、不安か」(朝日新聞出版)。ツイッター @Ryosuke_Nishida