政治プレミア 太田さんの寄稿に一言

虐待防止「親になる教育」 望ましい形は? ご意見募集

    大崎麻子さん
    大崎麻子さん

     太田房江さんの寄稿を拝読しました。自身の大阪府知事としての豊富な行政経験を踏まえた、現実的であり、包括的な意見だと感じます。

     児童虐待が起こると行政がたたかれがちですが、予算や人員や連携体制が不十分な中で、現場の職員が奮闘し、疲弊しているという現状を私もよく耳にします。太田さんは、学校や警察などの関係機関の間での連携や情報共有を円滑にする方策として、現場での判断を容易にするために厚生労働省が「情報共有ガイドライン」を策定することと、IT化を進めることを提案しています。

     また、児童虐待を防ぐためには、「親が親としての責任を果たすという基本を理解すること」、「親を孤立させないこと」、「地域全体で子どもや親を守り、育む体制や仕組みをつくること」の3点が重要だと指摘しています。

     私は、「親としての教育」に関心を持ちました。「学校での性教育はまだまだタブー視されている」という太田さんの現状認識に深く共感します。親になるかならないかは、人それぞれですが、性と生殖に関する正しい知識は、望まない妊娠や性被害や性感染症を防ぐためにも全ての子どもに必要不可欠だと思います。

    そして、太田さんが提案されている、虐待を防ぐための「親の教育」とは、どのような内容、どのような形で行うのが望ましいのでしょうか。学校で行うのが良いのか、それとも地域の「子育て世代包括支援センター」が良いのか。他方、家庭教育に国や行政が介入することを疑問視する声もあります。皆さんはどのようにお考えでしょうか?

    皆さんはどう感じますか?コメントをお寄せください

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    プロフィール

    大崎麻子

    大崎麻子

    ジェンダー・国際協力専門家

    1971年生まれ。国連開発計画(UNDP)本部勤務後、ジェンダー・国際協力専門家に。関西学院大客員教授(ジェンダー論)。著書に「エンパワーメント 働くミレニアル女子が身につけたい力」など。公式サイトhttp://www.asako-osaki.net/、ツイッター@akosaki75