虐待死 子も親も孤立させてはいけない 馳さん論考、読者の皆さんと考えた

江川紹子・ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷
江川紹子さん
江川紹子さん

 子どもの虐待死のニュースは、読んでいて本当に胸が痛いです。5歳の女の子が、「もっとあしたはできるようにするから もうおねがいゆるして」などとノートに書き残していた、船戸結愛ちゃんのケースは、報道を見るたびに、このような最悪の事態は避けられなかったのかという思いが込み上げてきます。

 馳浩さんの具体的な施策や提言には、うなずきながら読みました。同じような思いで、馳論考を受け止められた方は多いようで、たくさんのコメントをいただきました。

 中には、子どもの頃に虐待を受けた経験のある方、被虐待児を保護して養子縁組された方など当事者からも貴…

この記事は有料記事です。

残り1622文字(全文1891文字)

江川紹子

ジャーナリスト

1958年生まれ。神奈川新聞記者を経てフリー。95年、オウム報道で菊池寛賞。著書に「オウム事件はなぜ起きたか」「名張毒ブドウ酒殺人事件」「『歴史認識』とは何か――対立の構図を超えて」(大沼保昭氏と共著)など。ツイッター@amneris84