就労目的、本格的受け入れへ 拙速対応が招く混乱

大塚耕平・国民民主党代表代行・参院議員会長
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大塚耕平氏=須藤孝撮影
大塚耕平氏=須藤孝撮影

 6月15日、新たな外国人労働者受け入れ策の方向性を盛り込んだ今年の「骨太の方針(経済財政運営の基本方針)」が閣議決定された。新たな外国人受け入れ制度を導入する入国管理法改正案等が秋の臨時国会に提出されるだろう。

 日本の雇用や社会に大きな影響を与える内容である。この件に関する新聞報道はかなり大ざっぱであったので、厚生労働省、法務省等に改めて確認したところ、以下のとおりである。

 また、現在の技能実習制度はあくまで外国人労働者への技能移転。「建前」である。しかし、今やその実情は、中小・小規模事業者の中には外国人労働者なしでは経営が成り立たない先もある。言わば、人手不足への対応が「本音」だ。

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大塚耕平

国民民主党代表代行・参院議員会長

1959年生まれ。日本銀行を経て、2001年参院初当選。副内閣相、副厚生労働相、民進党代表などを歴任。参院愛知、当選4回。