記者コラム 安心って何だろう

介護保険と障害福祉 統合へ「種まき」?

    =玉城達郎撮影
    =玉城達郎撮影

     税や社会保険料を「取りやすいところから取る」ことはよくある。この8月、所得の高い高齢者(65歳以上)の介護サービスの自己負担割合が2割から3割に上がった。40~64歳の人の保険料についても所得に応じて高くなる仕組み(総報酬割り)が昨年8月に一部導入。2020年度に全面導入される。

     資力のある人に応分の負担を求める考え方(応能負担)にはそれなりの説得力もあるが、際限なく負担を増やすわけにもいかない。そろそろ限界に近づいていると思われる。

     では、次はどこに負担を求めるのだろうか。考えられるのは「若い人」だ。

    この記事は有料記事です。

    残り1542文字(全文1798文字)

    プロフィール

    鈴木直

    鈴木直

    医療福祉部副部長

    1967年、埼玉県鳩ケ谷市(現川口市)出身。93年入社。静岡支局、政治部、大分支局次長などを経て2016年から現職。政治部時代から約10年にわたり社会保障の取材を続けている。