社会の優生思想を克服する 謝罪や補償待ったなし

福島瑞穂・社民党副党首
  • 文字
  • 印刷
福島瑞穂氏=岡本同世撮影
福島瑞穂氏=岡本同世撮影

 2004年3月24日と同年11月9日参院厚生労働委員会で、旧優生保護法下における強制不妊手術について実態調査をし、謝罪や補償をすべきではないかと質問した。

04年に国会で質問

 当事者から話を聞き、優生手術に対する謝罪を求める会が、既に03年に「優生保護法が犯した罪――子どもをもつことを奪われた人々の証言」という本を出版していたことを知った。

 また、国連の規約人権委員会も1998年11月に、日本の強制不妊手術についての勧告を出している。勧告は「障害を有する女性に対する強制的な不妊手術措置が廃止されたことを認識しつつも、このようにして強制的な不妊手術がなされた人が補償を受ける権利を規定した法律がないことを残念に思う。必要な法的手段が講じられるよう勧告する」というものである。

この記事は有料記事です。

残り2124文字(全文2463文字)

福島瑞穂

社民党副党首

1955年生まれ。98年参院初当選。社民党党首、男女共同参画担当相などを歴任。参院比例、当選4回。