前原誠司の直球曲球

行革と説明責任をセットで~オール・フォー・オールとは

前原誠司・元外相
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前原誠司氏=太田康男撮影
前原誠司氏=太田康男撮影

 国民に負担増を求めるにあたっては、重要な大前提がある。

 政治家や官僚の不祥事があると、国民は、自分たちの納めた税金が正しく国民のために使われているのか、という疑問を抱く。信無くば立たず、という問題だ。

 実際に負担が増えたとして、本当に受益につながるのかという問題だ。政治的な信頼がないのに、どうして税金をもっと預けられるのか。そういう感覚はもっともだ。

 国民負担率が高い北欧諸国では、税金の使い道を国民にきちんと説明している。

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前原誠司

元外相

1962年生まれ。京都府議を経て、93年衆院初当選。外相のほか、国土交通相、国家戦略担当相などを歴任。民進党代表として希望の党との合流を主導した。衆院京都2区、当選9回。国民民主党。京大法学部で高坂正堯教授(故人)のゼミに所属し、外交安保を得意分野とする。