命への差別は今の問題だ

西村智奈美・元副厚生労働相
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西村智奈美氏=宮本明登撮影
西村智奈美氏=宮本明登撮影

 旧優生保護法は1948年に、国会で議員立法として全会一致で成立した。厚生省(当時)からその法に基づいてさまざまな通達が出されている。強制不妊手術はまさに国が推進した。立法府としての責任、行政府としての責任は免れない。

 だからこそ、議員立法という形で対応することが必要だと考えている。

差別を正当化した旧優生保護法

 超党派議連で、法案作成のためのプロジェクトチーム(PT)の座長として取り組んでいる。来年の通常国会に法案を提出したい。与党PTとも連携し、最後には一緒に取り組める形にしたい。

 各地で訴訟が提起されているが、司法判断を待たなければならないということはないと考えている。強制不妊手術を受けた方も高齢になっているし、一日も早い救済が必要だ。

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西村智奈美

元副厚生労働相

1967年生まれ。新潟県議を経て、2003年衆院初当選。外務政務官などを歴任した。衆院新潟1区、当選5回。立憲民主党。