「移民導入」変化をチャンスにできるか 細野豪志さん寄稿に

江川紹子・ジャーナリスト
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江川紹子さん
江川紹子さん

 「外国人労働者『人として』受け入れるには?」に対するご意見ありがとうございました。今回は、実体験に即したご意見をいくつもいただきましたので、できるだけ多くご紹介したいと思います。

 日本が、外国人の力を借りないと立ちゆかなくなっている現実を、農業高校、工業高校、商業高校で三十数年にわたって卒業生を社会に送り出してきたという「舟津」さんは目の当たりにしてきました。

 <農業は後継者不足で、自営者養成コースでも専業農家として自営できるのは農業資本のある一部の生徒に限り、彼ら経営者は現在、外国人研修生の労働のみが頼りです。土木建設業に進んだ生徒は、家を継いだ者以外はゼネコンの現場監督に就きますが、末端労働者は高齢者か外国人研修生。零細企業の社長をしている者はそれもおらず、仕事はあっても人と資材が不足して、頼みの公共事業にも入札できません。すべて労働者不足が原因で…

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江川紹子

ジャーナリスト

1958年生まれ。神奈川新聞記者を経てフリー。95年、オウム報道で菊池寛賞。著書に「オウム事件はなぜ起きたか」「名張毒ブドウ酒殺人事件」「『歴史認識』とは何か――対立の構図を超えて」(大沼保昭氏と共著)など。ツイッター@amneris84