2019年10月の消費税率8%から10%への引き上げを凍結すべきだ、むしろ減税をすべきだと主張している。
消費税率を上げることで経済が良くなることはありえない。消費税率を上げることが財政再建の王道だという雰囲気があるが、経済成長による財政再建こそが王道だ。
社会保障費、当面は赤字国債で
消費税率が5%に上がったころから、政府支出と税収の差の「ワニの口」が開きはじめた。そのまま口は大きくなるばかりだ。消費税率を8%に上げてもとまらない。
この20年の経済政策全般を見直すべきだ。政府支出を削減し、公共工事を減らす緊縮財政が続いてきた。その結果、日本の成長が止まってしまった。自然災害大国であるにもかかわらず災害に脆弱(ぜいじゃく)な国土となり、東京一極集中が進んでしまった。
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