平成の残された課題 動かない山を動かす 小泉氏、牧島氏、村井氏、加藤氏

座談会に出席した(左から)加藤鮎子議員、小泉進次郎議員、牧島かれん議員、村井英樹議員、司会の佐藤千矢子・毎日新聞政治部長=東京都千代田区で2018年10月9日、根岸基弘撮影
座談会に出席した(左から)加藤鮎子議員、小泉進次郎議員、牧島かれん議員、村井英樹議員、司会の佐藤千矢子・毎日新聞政治部長=東京都千代田区で2018年10月9日、根岸基弘撮影

 国会改革に取り組んできた「2020年以降の経済社会構想会議」(2020会議)の自民党若手衆院議員、小泉進次郎、牧島かれん、村井英樹、加藤鮎子の4氏による座談会の要旨は次の通り。司会は政治部長・佐藤千矢子。

小泉氏「まず一歩山を登り始める」

 ――なぜ国会改革に取り組もうと思ったのか、お話しください。

 村井英樹氏 平成の時代は小選挙区制度の導入や内閣機能の強化があって、官邸主導の政策立案の仕組みが定着してきた。しかし国会の側の改革は残されている。官邸主導時代における国会のあり方を考えていかなければならないという問題意識だ。

 牧島かれん氏 制度の話であるにもかかわらず、国民の関心が高く、結果を出していかなければならないと思っている。

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