前原誠司の直球曲球

「ユニコーン」乏しい日本 教育・研究に投資が必要

前原誠司・元外相
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前原誠司氏=太田康男撮影
前原誠司氏=太田康男撮影

 日本が人材育成にカネをかけてこなかったツケがたまってきている。

 設立10年未満、評価額が10億ドル以上、未上場の企業を「ユニコーン」という。2018年10月現在で世界に278社、米国に132社、中国に79社あるが、日本は1社しかない。

10年先はノーベル賞は出なくなる

 ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)京大特別教授は以前、私の選挙区に住んでおられた。現在は毎年のようにノーベル賞の受賞者が日本から出るが、このままいけば10年、20年先は非常に厳しくなると話されていた。

 日本の研究開発投資の額はずっと横ばいで米国や中国にはるかに劣っている。もはや周回遅れ、あるいは2周…

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前原誠司

元外相

1962年生まれ。京都府議を経て、93年衆院初当選。外相のほか、国土交通相、国家戦略担当相などを歴任。民進党代表として希望の党との合流を主導した。衆院京都2区、当選9回。国民民主党。京大法学部で高坂正堯教授(故人)のゼミに所属し、外交安保を得意分野とする。