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沖縄県民投票は千載一遇のチャンス

上野央絵・オピニオングループ編集委員
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土砂の投入が始まった沖縄県名護市辺野古沿岸部=2018年12月14日午後3時29分、本社ヘリから
土砂の投入が始まった沖縄県名護市辺野古沿岸部=2018年12月14日午後3時29分、本社ヘリから

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を移設するための名護市辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、実施に必要な補正予算案を否決する市町村議会が全41市町村のうち6市1町に上った(12月25日現在)。普天間を抱える宜野湾市議会では否決の理由が「賛否の2択では割り切れない。県民投票は市民を分断する」とされた。背景にあるのは、県内移設が条件であるがゆえに沖縄が抱え続ける普天間問題の難しさそのものだ。

 9月の県知事選で玉城デニー知事が安倍晋三政権が支援した候補に約8万票差をつけて当選したことを「辺野…

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上野央絵

オピニオングループ編集委員

1967年東京生まれ。91年入社。政治部、西部報道部、水戸支局次長、政治部副部長、佐賀支局長などを経て2018年から現職。