選挙経れば野党は1つに 経済政策で「何でも反対」を払拭

江田憲司・衆院議員
江田憲司氏=山下浩一撮影
江田憲司氏=山下浩一撮影

 2017年の衆院選以来、野党はバラバラになったままだ。そのことが安倍政権の「1強政治」を許している。無所属の会でやってきた我々が立憲民主党と会派を同じくするのは、国民に政権交代可能な選択肢を示す、その第一歩とするためだ。

 19年は統一地方選と参院選という大きな選挙が2つある。ここで民意がどう出るか。立憲民主党と国民民主党がそれぞれ候補を立てて戦えば明確に結果がでる。選挙を経ておのずから収斂(しゅうれん)していくことだろう。

 政治家というのはやはり選挙を意識して動くものだ。18年は大きな選挙がなく野党再編は動かなかった。19年はある意味で期待できる年になると思っている。

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衆院議員

1956年生まれ。通商産業省、橋本龍太郎首相秘書官などを経て2002年衆院初当選。みんなの党幹事長、結いの党代表、維新の党代表、民進党代表代行、立憲民主党代表代行などを歴任。衆院神奈川8区、当選7回。