北方領土「四島返還論」どう考える ご意見募集

田原総一朗・ジャーナリスト
田原総一朗さん
田原総一朗さん

 前回に引き続き北方領土をテーマに取り上げる。岡田克也議員の寄稿「『北方四島』後退させた安倍政権 国後、択捉を諦めてはいけない」は、メディアの大勢がこれまで主張してきた「四島返還論」を踏襲するもので、多くの人の賛同を得られる意見だろう。

 私自身は、歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島の返還と、残る2島の往来・共同経済活動を組み合わせた「2島+α」を目指して、安倍政権が動くことに期待するし、積極的に評価したいと考えている。「2島+α」は、政権に影響を与えているとされる鈴木宗男氏が主張しており、これを現実論とすれば、岡田氏のそれは理想論の代表ともいえる。

 とはいえ、理想論を切り捨てていいとは思っていない。仮に、歯舞、色丹の2島がロシアから返還されたとしても「国後(くなしり)、択捉(えとろふ)は固有の領土だから返してほしい」と言うのは筋論であり、ロシアにはずっと言い続けるべきだ。

 読者の皆さんは、私の考えや「四島返還論」についてどう思いますか。ご意見をお待ちしています。

ジャーナリスト

1934年生まれ。司会を務める「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)は放送32年目。近著に「平成の重大事件 日本はどこで失敗したのか」(猪瀬直樹氏と共著)。公式サイトhttp://www.taharasoichiro.com/、ツイッター @namatahara