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苦境続きの台湾・蔡政権 AIに活路

米村耕一・外信部副部長
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講演する蔡英文総統=台北市内で2018年10月、米村耕一撮影
講演する蔡英文総統=台北市内で2018年10月、米村耕一撮影

 中国の習近平国家主席が1月2日に台湾政策に関する重要演説を行うと、直ちに台湾の蔡英文総統も記者会見して反発するなど、中台間には年始から火花が飛び散った。こうした中国からの圧迫に加え、昨年11月の統一地方選での与党・民進党大敗で、蔡氏には台湾内からも逆風が吹く。来年の総統選挙も視野に、この苦境を乗り越えられるのか。

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米村耕一

外信部副部長

1998年入社。政治部、中国総局(北京)、ソウル支局などを経て2018年から外信部副部長。著書は「北朝鮮・絶対秘密文書 体制を脅かす『悪党』たち」。