「異端児為公」山本幸三

世界に後れを取る日本の統計政策

山本幸三・元地方創生担当相
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山本幸三氏=宮本明登撮影
山本幸三氏=宮本明登撮影

 2018年10月31日に神奈川県鎌倉市の名刹(めいさつ)、建長寺で風変わりな国際会議が開かれた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)と国連が協同して開催した「文化の経済的価値を測る世界標準策定」のためのCSA(Cultural Satellite Account)技術諮問委員会(以下CSA会議と称する)である。ユネスコ統計局を中心に米、カナダ、フィンランド、メキシコ、スペイン、欧州連合(EU)国際統計局、アフリカ統計局等14人の海外の参加者による専門家会合であるが、これに日本側から私と文化庁、観光庁、外務省、経済産業省、内閣府の役人がオブザーバーとして加わった。会議は翌日から東京都内の衆議院国際会議室に場所を移し、計3日間行われ、大きな成果を上げた。

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山本幸三

元地方創生担当相

山本幸三(やまもと・こうぞう)元地方創生担当相  1948年生まれ。71年大蔵省入省。93年衆院初当選。副経済産業相、衆院法務委員長などを歴任した。衆院福岡10区、当選8回。大蔵省時代には宮沢喜一蔵相の秘書官を務めた。「アベノミクスの指南役」を自任する。