
時代がガラリと変わる気配を漂わせて2019年が始まりました。「何より経済をよく見ておいた方がいい」。年末、自民党幹部や霞ケ関官僚との会合で「19年はどんな年になるか」が話題になり、こんな指摘を耳にしました。19年は「選挙イヤー」ですが、経済状況は時々の政権の浮沈に強く影響してきました。「株価連動政権」の側面を持つ安倍政権であればなおさらでしょう。今年の注目のポイントは経済の行方と言えます。
変調は新年早々、表れました。大発会を迎えた1月4日の東京株式市場は日経平均株価が昨年末の終値より452円81銭安い1万9561円96銭と2万円の大台を割り込み、不安を抱えてスタートしました。
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