医療現場から

(2)沖縄のSOS 日常診療の疲弊訴える悲痛な声

自見英子・参院議員
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自見英子氏=須藤孝撮影
自見英子氏=須藤孝撮影

 一昨年夏、沖縄から東京に戻った私は、外国人医療について既に実施されている国の取り組みを勉強することとした。観光庁と厚生労働省に別々にレクチャーをお願いした。聞けば、それぞれの省内で数年前から対策が講じられているとのこと。

 厚労省では、医療国際展開推進室を設置し、外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)と呼ばれる拠点病院を整備しはじめている。全国で52カ所(2018年12月6日時点)と順調に増えている。また観光庁も観光案内所などで配布するパンフレットの多言語対応や、また総務省も多言語対応の施策などをしているという。

 観光庁も観光立国に力が入っている。数年前とは観光を取り巻く状況は、随分と違う。さまざまな施策が功を…

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自見英子

参院議員

1976年生まれ。小児科医を経て、2016年参院初当選。日本医師連盟参与。参院比例代表、当選1回。自民党。