浅尾慶一郎「将来を語る」

日産とルノー、株式保有どうする 企業統治の問題点は

浅尾慶一郎・元衆院議員
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浅尾慶一郎氏=太田康男撮影
浅尾慶一郎氏=太田康男撮影

 「日産のカルロス・ゴーン会長逮捕」という一報が出た後、メディアにはさまざまな記事があふれています。ゴーン被告の異常なまでの金銭への執着。日本と外国の刑事司法制度の違い。メディアの報道は過熱していますが、日仏関係も気になります。

 日産自動車の株式43.7%を保有するルノーにはフランス政府が15%出資しています。そのフランス政府からは大統領も含めさまざまな問い合わせや要請が日本政府に届いています。しかし、日本政府は日産自動車には出資をしていません。日産とルノーという民間企業間で、話をまとめるのが筋というものでしょう。

 現在、日産自動車では、問題の原因究明が盛んです。社外有識者による「ガバナンス改善特別委員会」も設け…

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浅尾慶一郎

元衆院議員

1964年生まれ。87年日本興業銀行入行、98年参院議員初当選(神奈川選挙区)、2009年衆院初当選(比例南関東)。17年衆院選で落選。みんなの党政調会長、幹事長、代表を歴任した。外交安保の政策通として知られる。