統計不正 官僚の無責任極まる 政治家にも責任

片山虎之助・日本維新の会共同代表
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片山虎之助氏=須藤孝撮影
片山虎之助氏=須藤孝撮影

 統計不正問題の根幹には、最近の一連の官僚の無責任さ、仕事に対する不誠実さがある。深刻な問題だ。

 かつてよく「官僚一流、経済人二流、政治家三流」と言われたが、今や全部三流になってしまった。昔は機能した官僚制度も今や金属疲労を起こしてぼろぼろになっている。

誇りを失った官僚

 安倍政権は長期政権になって、オゴリやユルミが出てきている。それが官僚機構にも伝染している。統計だけではない。財務省の公文書の改ざん、陸上自衛隊の日報問題など、皆そうだ。

 私が霞が関で官僚として働いていたころには誇りと気概があった。時の政権や政党のためではなく、国家、国…

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片山虎之助

日本維新の会共同代表

1935年生まれ。58年自治庁入庁。89年参院初当選。郵政相、自治相、総務相、自民党参院幹事長などを歴任。参院比例、当選5回。