「異端児為公」山本幸三

GDP統計に問題あり データと手法すべて公開を

山本幸三・元地方創生担当相
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4年ぶりの予算委員会。安倍首相、菅官房長官、麻生財務相、石田総務相、根本厚生労働相、茂木経済財政担当相へ質問=山本幸三事務所提供
4年ぶりの予算委員会。安倍首相、菅官房長官、麻生財務相、石田総務相、根本厚生労働相、茂木経済財政担当相へ質問=山本幸三事務所提供

 2月18日に衆院予算委員会で質疑に立った。ユーザー視点に立った統計データの透明性を求めるとともに、日本の国内総生産(GDP)統計システムや行政改革担当相時代に取り組んだ統計改革などについて質問した。

3年前から今回の問題を予測

 毎月勤労統計が大問題になっているが、私は3年前からこういうことが起きるということを予測していた。2015年に三輪芳朗大阪学院大学教授から、日本のGDP統計はお粗末だと指摘されて勉強し、問題の深刻さを認識した。

 日本のGDP統計は「4階建て」だ(下図参照)。1階は各府省庁が作っている何百とある基礎統計。2階は…

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山本幸三

元地方創生担当相

山本幸三(やまもと・こうぞう)元地方創生担当相  1948年生まれ。71年大蔵省入省。93年衆院初当選。副経済産業相、衆院法務委員長などを歴任した。衆院福岡10区、当選8回。大蔵省時代には宮沢喜一蔵相の秘書官を務めた。「アベノミクスの指南役」を自任する。