前原誠司の直球曲球

政治には思わぬことがある 強い野党が必要だ

前原誠司・元外相
  • 文字
  • 印刷
前原誠司氏=太田康男撮影
前原誠司氏=太田康男撮影

 自由党の小沢一郎代表は、野党第1党の立憲民主党が先頭に立って野党をまとめ、自民党政権に対峙(たいじ)すべきだという考えだ。

 一方で、立憲の枝野幸男代表は今は国民民主党をライバル視している。野党同士の準決勝に勝ち、自民党との決勝戦はその後だ、と思っているのではないか。

 小沢さんは国会議員になって50年だ。小沢さんが次の総選挙で政権を奪取するという強い思いを持っているのは容易に想像できる。その点で小沢さんと枝野さんには食い違いがある。

 無所属の会に所属していた議員の多くが立憲の会派に加入した。野党勢力を立憲に集約する枝野さんの考えに…

この記事は有料記事です。

残り1252文字(全文1520文字)

前原誠司

元外相

1962年生まれ。京都府議を経て、93年衆院初当選。外相のほか、国土交通相、国家戦略担当相などを歴任。民進党代表として希望の党との合流を主導した。衆院京都2区、当選9回。国民民主党。京大法学部で高坂正堯教授(故人)のゼミに所属し、外交安保を得意分野とする。