児童虐待罪創設を 子どもの命は極めて重い

石崎徹・衆院議員
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石崎徹氏=須藤孝撮影
石崎徹氏=須藤孝撮影

 2003年から16年の14年間で727人の子どもが虐待によって死亡している。一方、児童虐待の加害者に対する刑罰をみると平成に入ってから死刑判決1件、無期懲役判決が2件、懲役30年が1件で、刑罰が軽いケースがほとんどだ。

 千葉県野田市で女児が虐待で死亡した事件を受け、当選3回以下の若手議員による「児童虐待罪創設・厳罰化に向けての超党派若手勉強会」を呼びかけた。児童虐待は「常習性」と「継続性」があることが大きな特徴だ。長年、拷問に近い虐待を続けてきて死亡させた最後の段階をとらえて傷害致死罪に問うても、それはあまりにも実態とかけはなれているというのが我々の問題意識だ。

 野田市の事件でも長年にわたる虐待が報じられている。どれをとっても一つ一つが十分に傷害罪にあたるような行為だ。刑罰を加重できるようにすべきではないかという声は私のもとにも多く寄せられている。

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石崎徹

衆院議員

1984年新潟市生まれ。財務省を経て2012年衆院初当選。自民党厚生労働部会長代理。当選3回。