菅原琢さんのまとめ

「おじさん支配」脱却こそ政治不信克服の鍵 女性議員増加なぜ必要なのか 玉木雄一郎さん寄稿に

菅原琢・政治学者
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菅原琢さん
菅原琢さん

 今回は女性と政治をテーマとした意見募集でしたが、自身の体験に根差した芯の太い投稿がいつもよりも多かった印象です。新聞読者はデジタルも含め中高年男性の割合が高そうですが、当事者からのストレートな意見は、他の読者のみなさんにどれだけ響いたでしょうか?

能力があれば議員の性別は関係ない?

 まず、なぜ女性議員の割合を増やさなければならないのか、増やしたほうがよいのか、根本的な話をもう少し進めておきたいと思います。

 いただいた意見の中には、「そもそも政治家としての『能力』は性別に関係ないはずだろうし、政党に女性議…

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菅原琢

政治学者

1976年生まれ。東京大学先端科学技術研究センター准教授など歴任。専門は政治過程論。著書に「世論の曲解」、共著「平成史:増補新版」など。戦後の衆参両院議員の国会での活動履歴や発言を一覧にしたウェブサイト「国会議員白書」http://kokkai.sugawarataku.net/を運営。