有権者の権利守るため 出産時の遠隔投票を可能に

加藤鮎子・衆院議員
  • 文字
  • 印刷
加藤鮎子氏=宮武祐希撮影
加藤鮎子氏=宮武祐希撮影

 女性国会議員の妊娠、出産時に遠隔投票を可能にする国会改革に取り組んでいる。世論からは後押ししてもらっていると感じている。

 現在、第2子を妊娠中で5月に出産予定だ。「平成のうちに」と掲げた国会改革で遠隔投票の議論が進み、希望が見えてきたことが現職議員として出産に踏み切る大きな理由の一つになった。

 遠隔投票を巡っては、憲法にある国会議員の出席要件をどう捉えるかが論点になっている。企業の取締役会などと同様、通信などで双方向性が確保されていれば物理的にその場にいなくても出席と扱ってよいという意見も多い。

 一方で、長い国会の歴史を踏まえて物理的な出席の重さを主張する意見もある。例えばいわゆる「加藤の乱」(注)の際に、もし遠隔投票が可能だったら、どうなっていたのか。

この記事は有料記事です。

残り1475文字(全文1807文字)

加藤鮎子

衆院議員

1979年生まれ。衆院議員秘書を経て2014年衆院初当選。自民党農林副部会長などを歴任。衆院山形3区、当選2回。自民党。