在日米軍駐留経費 「有事のリスク」米が負担の裏返し

長島昭久・元副防衛相
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長島昭久氏=太田康男撮影
長島昭久氏=太田康男撮影

 トランプ米大統領は良くも悪くも型破りで予測不能なところがある。一方で選挙で公約したことはどんなに批判があってもやり抜こうとする。

 日本との関係でトランプ氏が主張してきたことの一つが在日米軍の駐留経費負担(ホスト・ネーション・サポート、HNS)の増額だ。

 マティス前米国防長官は日本のHNSについて「同盟国のお手本だ」と発言していたが、彼が辞任した今となっては、一部報道であったような「5割増」かどうかは別として、今後米国が日本に増額を求めてくる可能性はある。

 在韓米軍の駐留経費をめぐる米韓の交渉でも、増額とともに協定の有効期間を5年から1年に短縮した。本来…

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長島昭久

元副防衛相

1962年生まれ。米外交問題評議会上席研究員などを経て、2003年衆院初当選。民主党政権で首相補佐官、副防衛相を務めた。衆院東京21区。当選6回。無所属。