
大阪府知事、大阪市長のダブル選で大阪維新の会が勝利したのは大阪都構想への支持と同時に、2008年に橋下徹氏が府知事になってから10年以上続いている維新の府政、市政が評価されたからだと思う。
大阪人は公平だ。言ったことを実行できなければ支持されない。
「入れ替え」は税金の無駄遣いを避けるため
知事と市長を入れ替える手法については批判もあった。しかし、都構想の制度案(協定書)を議論する法定協議会で公明党の協力が得られなくなった。我々が頼れるのは民意しかなかった。
同じ立場で再出馬すると任期が延びないため、半年後にまた選挙をしなければならない。税金の無駄遣いになるので、入れ替わって選挙をやらせていただいた。松井一郎氏と吉村洋文氏はずっと2人で話し合いながらやってきたので、知事が市長に、市長が知事になったからといって、大きな問題は起きない。
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馬場伸幸
日本維新の会幹事長
1965年生まれ。堺市議会議長などを経て、2012年衆院初当選。衆院大阪17区。当選3回。