
私は日本は女性でも力があれば登用される、能力が発揮できる社会だから、それでよいと思ってきた。しかし国会議員になって14年がたち、なかなかそういうものではない、と思いはじめた。
「政治は男がやるものだ」という意識は根強い。私が防衛相になった時も「女性が防衛相になるのは違う」という声があった。
放っておいて男女半々になるならばいいが、決してそうではない。自民党だからこそ、政治分野での女性活躍を言うべきだと思い、議員連盟「女性議員飛躍の会」を設立した。
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稲田朋美
自民党幹事長代行
1959年生まれ。2005年衆院初当選。行政改革担当相、防衛相、自民党政調会長などを歴任した。衆院福井1区、当選5回。自民党細田派。
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