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編集部の<秀逸>「偏西風」さん

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西田昌司参氏=内藤絵美撮影
西田昌司参氏=内藤絵美撮影

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財政赤字を恐れるな 財政至上主義は利己主義

「偏西風」さんのコメント

 デフレ脱却が出来ず、いまだに超低金利政策を続ける一方、財政再建をなかば放棄して防衛費の増額に突き進む現政権にとってMMTは都合のよい論理だろうMMMTはNY州立大学の教授が主唱し、いくら国債を発行してもインフレにならない日本がモデルとしてあげられている。これは決して新しい理論ではなく、過去にも一部の学者が同じような主張をしたことがある。日本の国民は豊かな貯金資産を持っており、それが金融機関を通して国債を買っている。それが続くうちはいいが、おのずと限度がある。またこの数年、外国人投資家の日本国債における保有率はじわじわと上昇傾向にある。このまま日本の財政健全化が進まず、足の速い外国の投資家が売りに走ったらどうなるだろうか。財務省が財政均衡を主張するのは当然で、それを利己主義と呼ぶのは乱暴であろう。財政健全化を進めず、国の借金をいくら増やしてもかまわないという政策を取れば、今は何とかなってても、必ず将来に禍根を残す。MMTは財政再建が進まないアメリカの一部の異端の学者が考え出した理論に過ぎず、これに都合よく乗っかり、日本の財政を危うくするような政治家の動きを国民は監視しなければならない。