皇統は断絶の危機 愛子さまを皇太子に

津村啓介・元内閣府政務官
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津村啓介氏=須藤孝撮影
津村啓介氏=須藤孝撮影

 日本の皇統は断絶の危機に直面している。このままでは日本の象徴天皇制は自然消滅してしまう。

 私は2003年の初当選直後から15年にわたって一貫してこの問題に取り組んできた。18年に国民民主党の代表選に出馬した際には「女性天皇」を公約に掲げた。それだけ強い危機感を持っている。

 愛子さまは今年、2019年12月1日に満18歳になられる。一日も早く議論を始めて皇室典範を改正し、皇位継承資格を男系女子の皇族に拡大して愛子さまに皇太子になっていただくべきだ。

 女性・女系天皇について検討した小泉内閣の有識者会議が05年11月にまとめた報告書は「現在の皇室の構成では、早晩、皇位継承資格者が不在となるおそれがあり、日本国憲法が定める象徴天皇制度の維持や長い歴史を持つ皇位の継承が不確実になりかねない状況となっている」と指摘した。

 そしてその裏付けとして「仮に現世代に5人の男系男子が存在するとして、現在の社会の平均的な出生率を前提に、将来世代の男系男子の数を確率的に計算してみると、男子・女子の出生の確率をそれぞれ2分の1とすれば、子の世代では3・23人、孫の世代では2・08人、曽孫の世代では1・34人と、急速な減少が見込まれる」とする記述がある。

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津村啓介

元内閣府政務官

1971年生まれ。日銀を経て、2003年衆院初当選。民主党青年局長などを歴任。国民民主党副代表。衆院比例中国、当選6回。