馬淵澄夫の「政治は術(アート)なり」

衆参ダブル選挙へ緊迫

馬淵澄夫・元国土交通相
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馬淵澄夫氏=根岸基弘撮影
馬淵澄夫氏=根岸基弘撮影

 かねて警鐘を鳴らしてきた衆参同日選がいよいよ、現実のものとなる機運が高まっている。

 菅義偉官房長官の会見における「野党による内閣不信任案提出は解散の大義となり得るか」という質問に対しての「当然に大義となり得る」との答弁で、官邸の解散に対する思いが突如として明らかとなった。

 大義なき解散と言われかねない状況の中で、いかにして、このタイミングでの解散の大義を国民にすり込むか?が官邸の重要事項になっていることは明らかだ。

 そもそも、不信任案可決によって、解散か総辞職となるわけで、不信任案提出を大義として国民に信を問うと…

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馬淵澄夫

元国土交通相

1960年生まれ。2003年衆院初当選。国土交通相、民進党選対委員長などを歴任した。政治団体「一丸の会」代表。衆院比例近畿、当選6回。無所属。耐震偽装事件の追及で知られ、福島第1原発事故では首相補佐官として対応にあたった。