参院選に向け、1人区の野党の候補者一本化が進んでいる。しかし、それは戦うスタートラインに立ったことに過ぎない。今後、必要なのは精神面だ。「多弱」を作っているのは「自党の党勢拡大ができればいい」という考えがあるからではないか。
野党全体で自民党と戦うんだという気持ちで、野党全体が底上げして自民党を脅かし倒していく。野党第1党争いをしてはいけない。敵は強大であり、敵は誰かということだ。
さらに衆院小選挙区の候補者調整も急いで進めるべきだ。小選挙区の空白を埋め、野党候補を作っていく。衆参同日選への対応だけではない。解散がなくとも、小選挙区の空白がなくなることは、参院選にとっても大きなプラスだからだ。
この記事は有料記事です。
残り1051文字(全文1352文字)
注目コンテンツ