玉木雄一郎「新しい政治」

「2000万円」老後の安心は自己責任か 支え合いの社会目指す

玉木雄一郎・国民民主党代表
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玉木雄一郎氏=根岸基弘撮影
玉木雄一郎氏=根岸基弘撮影

 夫婦の老後資金に関し、「30年間で約2000万円が必要」とする試算が盛り込まれた金融庁金融審議会の市場ワーキンググループ(WG)報告書に注目が集まっている。しかも、その受け取りを麻生太郎副総理兼金融担当相が拒否した。

都合の悪いことは拒否する安倍政権

 しかし、これは麻生氏が3年前に公式に審議会に諮問し、専門家が集まってまとめたものだ。その結論を受け取らないというのはあり得ない。「カレーを出して」と注文して、お店の人が一生懸命作って出したら「好みじゃないからこんなものは食べられない」と言うようなものだ。

 大臣が諮問した報告書が出てきたら、気に入らないから受け取りを拒否する。こんなことでは審議会は答申な…

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玉木雄一郎

国民民主党代表

1969年生まれ。93年大蔵省入省。2009年衆院初当選。民主党政調副会長、民進党幹事長代理、希望の党代表などを歴任。衆院香川2区、当選4回。早くから民主党若手のホープとして知られた。実家は兼業農家で農政通でもある。