日本を立て直す!-イシバの底力-

徹底的に反省したから今の自民党がある

石破茂・元地方創生担当相
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石破茂氏=玉城達郎撮影
石破茂氏=玉城達郎撮影

 10年前、我々自民党が野に下ったとき、「もう10年は政権に戻ることはない」と言われましたが、「10年かけても必ず取り戻す」という覚悟がありました。谷垣禎一総裁、大島理森幹事長(現衆院議長)、私が政調会長という執行部でしたが、なぜ自民党はこのようなことになってしまったのかという検証を徹底的に行いました。

 政策自体は間違っていなかったと思います。例えば75歳以上の方に新しい医療保険制度が必要だと、当時の福田内閣は批判があることを承知のうえで導入しました。しかし「後期高齢者」という言葉を使ってしまったために「年寄りいじめの自民党」と批判された。首相が毎年代わり、閣僚もコロコロ代わる。国民の感覚と党が完全にずれてしまい、党の体質、立ち居振る舞いが嫌われていたわけです。

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石破茂

元地方創生担当相

1957年生まれ。三井銀行入行。86年衆院初当選。防衛相、農相、自民党政調会長、幹事長などを歴任。衆院鳥取1区、当選11回。2015年に「水月会」(石破派)を結成した。ポスト安倍の有力候補が日本を語る。