世襲の伝統守るため 女性・女系天皇を容認する

山尾志桜里・衆院議員  
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山尾志桜里氏=山下浩一撮影
山尾志桜里氏=山下浩一撮影

 現在の皇位継承資格のルールは、実は、長い日本の歴史のなかでももっとも厳しい条件だ。

 そもそも男系男子による継承は側室制度の存在を前提としており、だからこそ男系による皇位継承が可能であった。実際、これまでの天皇のうち半数近くが側室から生まれたとされている。

 しかし、社会の変化とともに、側室制度は受け入れられなくなり、その結果、現在では男系男子の要件に「嫡出」という要件が加わっている。

 時代とともに必要とされた当然の変化であったと言えるだろうが、しかし本来的には継承を不可能にするよう…

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山尾志桜里

衆院議員  

1974年生まれ。検事を経て、2009年衆院初当選。民進党政調会長などを歴任。衆院愛知7区、当選3回。立憲民主党。