参院長老は語る

「憲法改正してもいい」-参院は地域と職域代表の院へ

輿石東・元参院副議長
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輿石東氏=丸山博撮影
輿石東氏=丸山博撮影

 参院はチェックアンドサポートを役割とし、衆院の足らざるところを補う存在だと言われる。だが、それだけでは衆院と同じ事をするカーボンコピーとの指摘は免れない。衆院はいつ解散があるか分からないが、参院は任期6年の間に解散がない。だからこそ参院は長期的に明日の日本を考える場所であるべきだと思う。

 例えば「老後資産2000万円不足」報告書が問題になっているが、年金を含めた社会保障やエネルギー、環境問題などは長期的な視野で党派を超えて結論を出していく必要がある。参院はそういう役割に向かうべきだ。

 2007年参院選を民主党は「逆転の夏」と銘打って戦った。結果、野党民主党が参院で第1党となり「ねじ…

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輿石東

元参院副議長

1936年生まれ。小学校教員、山梨県教職員組合執行委員長などを経て、90年衆院選に社会党から立候補し、初当選。98年には参院選山梨選挙区にくら替え出馬し、当選後民主党入り。党参院国対委員長、参院幹事長を歴任。2006~13年には党参院議員会長を務め、参院のドンと呼ばれた。野田政権下では党幹事長も兼任。16年政界引退。