過去2番目の低投票率、勝者は誰なのか?

古賀伸明・元連合会長
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古賀伸明氏=内藤絵美撮影
古賀伸明氏=内藤絵美撮影

 盛り上がらず、熱気もない参院選だった。「1強多弱」と言われるように、野党がバラバラで政治に緊張感がないことが、大きな要因の一つである。

 「投票率は低いのでは……」と思っていたことが的中した。1992年以降60%を割り込んでいた参院選の投票率は今回48.8%。95年の44.52%から24年ぶりに50%を切り、過去2番目の低さとなった。

 九州地方の台風5号の大雨の影響もあったと伝えられたが、95年当時から比較すると、投票時間が長くなり、不在者投票が期日前投票に変わり手続きも簡素化された。また、選挙権も18歳からとなったにもかかわらず……。

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古賀伸明

元連合会長

1952年生まれ。松下電器産業(現パナソニック)労組中央執行委員長を経て、2002年電機連合中央執行委員長、05年連合事務局長。09年から15年まで第6代連合会長を務めた。現在は連合総研理事長。